貼り箱について知る

貼り箱について知る

貼り箱と折り箱・段ボールの違いは?


箱の種類を調べていたら、いろいろとあることが分かってきました。
箱を作る仕事をしているというと段ボール関係であるイメージもあるでしょう。
または、中身の製造から梱包しているところをイメージするかもしれません。
私達の周りにたくさんある箱。大きく箱を分けると次の3つになるようです。
(1)段ボール
(2)折り箱
(3)貼り箱
 
これ以外にも、ペーパー缶とかペーパーバッグなんかもあります。
ですが、四角形とか固い素材に限定した場合は、前述の3つになります。
それぞれの特徴を検証してみましょう。それによって違いが明確になってくると思います。

 段ボール


段ボールが分からない人はいないから説明することも敢えてないかもしれません。
インターネット通販で注文したら配達されてくる茶色の箱をしたものです。
最近は、ネット通販が多いですから、自宅にたくさん堪って困っている人もいるでしょう。
折り畳めますが、捨てる日が決まっているところならば、それまで保管しておかなければなりません。
 
一般的には茶色ですが、最近は白いタイプもあります。
段ボールの表面に印刷をしているのです。
それによって商品の不可価値を高める目的があるのでしょう。
まあ、まだまだそういったものは少なく「運送途中の中身を保護する材料」としての役割があると考えられます。

 

 折り箱


折り箱はトムソンケースと言われたりしますが、どんな箱か知らない人も多いでしょう。
イメージしてもらいやすいのは、お土産用のお菓子が入っている箱です。
じゃあ、これがどうして折り箱と言われるのでしょうか?
内側を見ると、その理由がわかります。つまり1枚の厚紙を使って作っているのです。
だから折り箱と呼ばれているのです。実際に開いてみたら一目瞭然です。
 
どうして、このような作りかたをしているのかが疑問になります。
その理由の1番目は、店舗で使わないときには箱を折り曲げる必要はありません。邪魔にならないのです。
2番目は、少ない工程で作れるのでリーズナブルな製作費用ですむことです。
このようなメリットがあるから、折り箱を専門につくっている会社も多いです。
大量生産するとかなりのコスト削減になります。

 

 貼り箱

折り箱は厚紙が1枚でできていました。貼り箱は違います。
生地と呼ばれる厚紙とクロスとか化粧紙と呼ばれ紙を貼り合わせてつくっています。
どのように貼り箱ができるのかを簡単に説明しておきましょう。
 
まずは貼り箱の生地作成になります。
生地に貼り合わせるクロスや化粧紙は裁断機でカットします。
その後、4つの隅を専用のカッターで切り落とします。
手作業の場合は型抜きをしたりもします。これができたら貼り合わせをするのです。
機械で専用の海苔を塗布して仕上げます。内側までしっかり曲げこむとキレイに仕上がります。
 
貼り箱は結構な手間がかかります。
折り箱のトムソンケースよりも貼り箱に使う厚紙はさらに厚いボール紙を使っています。
持った時の感覚がとてもしっかりしています。
断面が見えることもありません。貼り合わせるクロスや化粧紙はさまざまなタイプを選べます。
高級感が簡単に出せる魅力があります。
 
だから貼り箱はジュエリーや高級ギフトに使われます。
高級感を出すことで商品価値はグッとアップするのです。
ロット・クロスの種類・デザイン・大きさによって単価は変わってきます。



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